私道部分の固定資産税を支払っていませんか
私道部分の固定資産税を支払っていませんか?
道路には大きく分けると、公道と私道に分かれます。
この2つの大きな違いを分かり易く言うと、その道路の敷地の所有権が国や市町村といった公的な所有者の場合は公道となり、その道路の敷地の所有権が個人や商業法人などの場合は私道となります。
一戸建住宅などのお住まいが面した道路が公道の場合、個人や法人に、その道路部分の固定資産税が課税されることはありませんが、その道路が私道の場合は、その私道部分の敷地が私道として利用され、且つ、不特定多数の人が通行している敷地の場合、その敷地部分の固定資産税の非課税申請を行ない、それが認められれば、非課税としてもらうことができます。
特に、昭和時代の分譲住宅、所謂、建売住宅で当時の不動産会社が大きな敷地に道路を整備し、複数の区画に分割して分譲されたような住宅の場合、その整備された道路は私道であることが多く、その私道部分にも固定資産税が課税され続けていることが少なくありません。
もし、お住まいの住宅が私道に面している又は面していると思われる場合は、一度、市役所などにご相談されてみてはいかがでしょうか?
払わなくて良い税金を無駄に払われているかも知れませんよ。